スキルアップセミナー&フォローアップセミナー

2020会員対象 第5回ミニ講座の報告

診察室の本田先生

 NHKプロフェッショナル精神科医本田秀夫「あなたらしく笑顔で生きて」(NHK福祉ビデオ)を1時間視聴。本田先生の診察は、否定せず、生きづらさをやわらげ意欲を引き出すスタイル。2年目に初めて話し出した子、幼いころから親子で30年間通い今は一人で来る人、現在「過剰適応」で悩む高校生等々。先生の人となりや自身もAS&ADHDだと紹介。障害じゃなくて大事な個性じゃないかという思いで、その人たちの生きがいや幸せを追求するNPOを立ち上げ、その仲間の中で、話したり聞いたり共感したりできるようになって成長する姿を見ることができる。
★ プロフェッショナルとは「決めたことをずっと考えていて、常に結び付けて考えられる人」                                                                      
 後半の一人づつ感想を紹介します。                                  
○動画で実例が紹介されわかりやすかった。2歳児の興味のツボを知って一人一人に対応したい
○進むだけじゃない。時には立ち止まって、ゆっくりゆっくり寄り添っていきたい
○落ち込んだ時に、受け止めてあげられるよう、支援したい
○「過剰適応」を初めて知った。そんな子を見逃さないようにしたい
○今学校に行けない子たちに「行かなくていいんじゃない」といわれると、親は困る。親のフォローをどのようにするのかも知りたかった
○春日井では、コロニーでの診察が18歳までという壁がある。ずっと見てもらえる良いi病院さえ分からない。すぐ「薬を出しますか」という医者が多い。
○本田先生は笑顔を絶やさず、顔を見て話をされていた。
○授業中、少し遊ぶと落ち着く子への支援で迷う。←アドバイス:始まる前に、担任に話す。事後うまく切り替えられたことを報告。遊びたい気持ちを受け止めて、「あとでおしえてね」などの声掛け
○夫婦でも相手を認め合うとケンカしなくなる。認められると心地よい
○支援員は「応援してくれる人」「理解してくれる人」
★資料に付録として、本田先生の、今夏調布市でのリモート講演の要旨(近藤の勝手なまとめですが)を紹介しましたので、そちらも参考にして下さい。

2020会員対象 第4回ミニ講座の報告

講座の表紙

コミュニケーションをはばむ12の障害

10月25日の「傾聴」の講座は、参加者6名。
神丸さんが「講座の表紙」(上の画像)にそって、進められ、

まずは、悩みを話されたらどんな対応をするかの練習問題。さすが支援の立場のみんなは、まずは受け入れ、共感。とても模範的な対応。

その次の「コミュニケーションをはばむ12の障害」(下の画像)は、びっくりした内容。特に10「激励」や7「同意」なんかはいいんじゃないのと思いそうですが、どれも×だそうです。問題を抱えてる人には…これらのセリフの12パターンは、相手を変えようとするもので、ありのままに理解しようとするものではなく、それが障害となり口を閉ざしてしまったりするそうです。そこで大事なのが「傾聴」
「傾聴」は字の構成のように「耳で聞いた言葉を心で受け止めるようにしてきく」こと。聴くときの態度は…特に視覚的には気を付けて、やさしくソフトな視線、腕や足を組むのは×。そして、相手に合わせたトーンで話すのがいいそうです。

 最後に「傾聴」の技法を使った1対1のロールプレイ。1回目は、テーマ「朝からの出来事」で話し手の話をひたすら聞く。2回目は、テーマ「はまっていること」でくり返し使う。ここまでは何とか及第点の対応とほめられましたが、3回目の、話し手の感情をとらえて「苦しかったのね」などと伝える反射やより理解するための質問を含めたいろんな技法を使う、テーマ「ちょっとした悩み」では、ちょっと苦戦しました。でも、相手を3回変えられたり、1組ずつに神丸さんと黒田さんが付いてくれて、私たちはずっとみてもらえてアドバイスがいただけて、贅沢な時間‼
 
 相手の信頼を得るまでは、心から一生懸命聴く努力と実践が必要だと感じました。

2020会員対象 第3回ミニ講座の報告は

9月13日、ミニ講座の参加者は10名(子ども1名)
神丸さんの優しい語り口で、色は心を表し心を癒す働きがあると話され、「心理的ぬり絵」開始。
1作目は、全員同じスリムな女の人の絵で、「考え込まず、今日の心の赴くままに」色を選択。ステキなBGMの中、無言で色鉛筆を走らせました。
絵を一人ずつ見せながら色の選択とこの日の心境を発表。神丸さんのコメントに、この両者が実に関係していると感心しました。
2作目は様々な柄(花束・ハート・親子・火山・発芽・ひよこ‥)のぬり絵。選んだ柄が様々(*_*‼ 「いろいろ貯まっていて、心を発散しようかと火山を選んだけれど、塗っているうちに気持ちが落ち着き、やさしい色の噴火になりました」と言われたのが印象的でした。写りが悪くてm(..)m

2020会員対象 第2回ミニ講座の報告

8月23日、ミニ講座の参加者は9名(内子どもさん2名)。
黒田さんの指導、神丸さんのお手伝いで、7名が「パステルアート」に取り組みました。
パステルを粉にして指(脱脂綿)で好きな色4色で○を広げていく1作目。
色の重なりの色の変化や思いのほか見栄えのする自分の作品に、やる気満々‼
2作目は「月」、3作目は「地面と木と空の風景」。
みんなの作品を見て回ると、個性的でステキな作品ばかりで、賑やかに「いいじゃん‼○○さんらしい」「本の表紙みたい」などとほめ合いました。

講師の黒田さんの見本やアドバイス、神丸さんのお手伝いに感謝です。  画像は取り組む様子と、恥ずかしながら近藤の作品です。

2020会員対象 第1回ミニ講座の報告

講座「デンマークスウェーデンの幼小連携を学ぶ旅」に感想をを沢山寄せていただいたので、紹介します。

★他国の教育の様子は勉強不足だったので、聞けて良かったです。施設がおしゃれでびっくりしました。 
★あまりの違いにうらやましく感じました。取り入れられるところはどんどん取り入れて、子どもたちが楽しく過ごせる学校でありたいですね。「行動は叱るけどあなたのことは認めてる」は指導・支援していく上での基本ですね。
★デンマークへ行ってみたくなりました。北欧デザインも素敵でした。日本も、子どもたちの本当の笑顔があふれる学校に向かうように、出来ることを見つけてやっていきたいと思います。
★自分の意見が言えない日本人の子どもも大人も組織に入ると同じです。いい話で終わらせないで、自分でできそうなことから始めていきたいです。
★子どもたちの自己肯定感を微力ながら高めてあげられるような支援を今後も心掛けたいです。
★皆が興味の持てる内容だったと思います。時間内に終われて良かったです。ただ、机やいすの消毒する必要があるので、5分前には全員部屋から出られるようにした方がいいかもしれません。
★今日の公演は勉強になりました。幼児教育がとても大事だと分かった。参加して本当によかった。ありがとうございました。

H29年度 スキルアップ講座

平成30年2月3日、『ソーシャルスキルを育てましょう』と題し、臨床心理士の佐藤眞由美さんをお迎えしてスキルアップ講座を開催したところ、支援員、保護者、教育関係者や放課後等デイサービスのスタッフなど様々な立場の方52名の参加がありました。

 

 

講座では、SSTの大切さを楽しく分かりやすくお話しして頂きました。佐藤先生オリジナルのSSTプログラムである「なかよし教室」については、画像も交え具体的に説明されました。アンケートの中には、SSTなかよし教室開催の要望がたくさんありました。

アンケート集計は下記にまとめてあります。多くの回答を頂きありがとうございました。

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たくさんの子どもたちが社会的なスキルを知り、成功体験を積んでいけるといいですね。
KIDS COLORでもまたSSTの機会をお知らせできるようにしたいと思います。お楽しみに!

H28年度 スキルアップ講座

平成29年2月18日、全国LD親の会副理事長 多久島睦美さんをお招きして「発達障がい児の家族から学ぼう」と題し、スキルアップ講座を開催致しました。
特別支援教育支援員の他、教育関係者、保護者の方など多くの方に参加して頂きました。
また、講座の様子が3月23日中日新聞くらしのニュースに掲載されました。

 

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